病院中堅職員育成研修

人事・労務管理コース

人事・労務管理の目的は、人がいかに意欲的に働ける環境・労働条件を整備し、事業目的を達成していくかということにあります。そのためには、職員の募集・採用にはじまり、教育、人事考課、昇進、退職に至る過程の中で、労働者個々人の士気を高めると共に、安心して働くことが出来る職場環境を作り上げる必要があります。

本研修では、学問としての体系的な人事・労務管理でなく、病院での経験を踏まえた実務、実践レベルでの研修が行なわれます。講師陣は、病院を支え、医療に携わっている皆さんの懸命の努力を応援する立場で臨みます。

一般社団法人日本病院会 病院経営の質推進委員会 副委員長
人事・労務管理コース 担当
佐合 茂樹(中部国際医療センター 事務長・病院長補佐)
◆担当講師(五十音順・敬称略)◆
朝見 浩一
(国際医療福祉大学三田病院 事務局運営部長)
相馬 敏克
(元 岩手県立中部病院 事務局長)
十河 浩史
(倉敷中央病院リバーサイド 事務長)
四方 秀樹
(社会医療法人きつこう会 経営企画本部 本部長)

経営管理コース

今、医療界を取り巻く外部環境は激しく動いています。そして私たちの組織もまたこの動きに合わせて大きく変化をしなければなりません。 そのためにも経営マネジメントは重要な課題であり、事務職を中心にその知識と行動力が強く求められています。

経営管理コースでは、組織マネジメントの基礎知識の習得から実際の変革の事例を通して、これからの自院の組織改革の方向性を研修いたします。

一般社団法人日本病院会 病院経営の質推進委員会 委員
経営管理コース 担当講師
正木 義博(済生会神奈川県支部 顧問)
◆担当講師(五十音順・敬称略)◆
正木 義博
(済生会神奈川県支部 顧問)
田﨑 年晃
(済生会熊本病院 事務長)
渡辺 明良
(聖路加国際大学 法人事務局長)

医事管理コース

医事業務は保険請求から患者サービス業務に至るまで、病院固有の事務業務として多岐にわたり、 収益管理を行う最も重要な役割を担っていますが、DPC/PDPS制度の導入や病院IT化の進展などにより、 大きな変革期を迎えています。その中で、医療事務に必要とされる基本的な知識や病院の具体的事例を学び、 業務遂行に必要な実践力を高めるとともに、研修後についても、修了生の情報交換の場として、 本コースを活用されることを期待いたします。

一般社団法人日本病院会 病院経営の質推進委員会 委員
医事管理コース 担当講師
永易 卓(社会医療法人若弘会 若弘会本部 理事・総務部長)
◆担当講師(五十音順・敬称略)◆

<ベーシックコース>

石井 仁
(千葉県済生会習志野病院 事務部 部長)
江原 正恭
(社会医療法人社団三思会 理事長室 理事)
川越 陽一
(虎の門病院 事務部次長)
永易 卓
(社会医療法人若弘会 若弘会本部 理事・総務部長)
町田 洋治
(東京都済生会中央病院 事務次長代理)

<アドバンストコース>

北澤 将
(国家公務員共済組合連合会 病院部次長)
佐藤 英樹
(武蔵野赤十字病院 経営企画室兼事務部企画課課長)
瀬下 忠男
(適時調査対策支援研究所 所長)
永易 卓
(社会医療法人若弘会 若弘会本部 理事・総務部長)
原口 博
(公立昭和病院 事務局長)

財務・会計コース

病院の財務会計は、「病院会計準則」に基づき作成されています。財務諸表の様式等を統一することで、病院の経営成績と財政状態を適正に把握し、病院経営の改善に資することを目的としています。一方、管理会計の分野では、内部の意思決定や業績管理のために会計情報を利用した処理が行なわれます。部門別損益計算、行為別(部署別)原価計算、DPC包括評価導入による疾病別原価計算などがあります。

本コースでは、専門の会計士が病院会計の処理方法から会計情報を利用した各種諸表の意味と活用、さらには病院経営に視点に立った分析まで、実践に近い形で修得できるカリキュラムとして設定されています。実務に当たっている病院関係者の方に是非受けていただきたい研修です。

一般社団法人日本病院会 監事
財務・会計コース 担当講師
石井 孝宜(石井公認会計士事務所 所長)
◆担当講師(五十音順・敬称略)◆
石井 孝宜
(日本病院会 監事/石井公認会計士事務所 所長)
石尾 肇
(石尾公認会計士事務所 所長)

薬剤部門管理コース

病院薬剤師に求められるものは時代とともに変化しており、内容もより高度になってきています。 さらに、薬剤部という組織の中で中堅クラスになると自身の職能に関する技術や知識の向上、専門的な資格取得に加えて組織を支える人材としての能力も求められます。

管理職としての人事・労務管理は基より診療報酬制度、医療制度、医療安全などの知識に加えて組織マネジメントの能力も求められます。

これらの知識と能力を身に着けて頂けるよう薬剤部門管理コースを企画しました。 将来病院の薬剤部門を背負って立つ病院薬剤師の皆さんは是非とも活用してください。

一般社団法人日本病院会 病院経営の質推進委員会 委員
薬剤部門管理コース 担当講師
筒井 由佳(社会医療法人近森会 近森病院 薬剤部部長)
本コースは、次の認定対象研修を実施する研修会として登録されています。
日病薬病院薬学認定薬剤師制度(一般社団法人日本病院薬剤師会)…7.5単位
研修認定薬剤師制度(公益社団法人日本薬剤師研修センター)…5単位
◆担当講師(五十音順・敬称略)◆
池田 隆一(前期)
(社会医療法人財団慈泉会 本部長補佐/相澤東病院 事務長)
折井 孝男
(東京医療保険大学大学院 臨床教授)
北澤 将
(国家公務員共済組合連合会 病院部次長)
土屋 文人
(一般社団法人医薬品安全使用調査研究機構 設立準備室 室長)
筒井 由佳
(社会医療法人近森会 近森病院 薬剤部部長)
中山 和則(後期)
(筑波メディカルセンター病院 副院長兼事務部長)
林 昌洋
(虎の門病院 薬事専門役)
原口 博
(公立昭和病院 事務局長)
牧野 憲一
(日本病院会 理事/病院経営の質推進委員会 委員長/旭川赤十字病院 院長)

医療技術部門管理コース

医療技術部門管理者には、技術の向上により診療の質を担保することはもちろんのこと、病院経営にも積極的に参画することが求められます。しかし、我々技術職は、自身の職能に関する臨床の技術や知識の向上については積極的ですが、病院経営や組織管理、人事労務管理などに関する学習はおろそかになりがちです。この研修は各部門の経営戦略に加え、病院経営や組織、医療安全、管理職として人事・労務管理なども網羅されておりますので、それらを修得し、病院経営に深く関与できる人材となることが期待されます。

一般社団法人日本病院会 病院経営の質推進委員会 委員
医療技術部門管理コース 担当講師
飯村 秀樹(筑波メディカルセンター 診療技術部門部門長)
◆担当講師(五十音順・敬称略)◆
飯村 秀樹
(筑波メディカルセンター 診療技術部門長)
池田 隆一
(社会医療法人財団慈泉会 本部長補佐/相澤東病院 事務長)
櫻田 義樹
(一般財団法人訪問リハビリテーション振興財団 理事)
仙賀 裕
(日本病院会 副会長/茅ヶ崎市立病院 名誉院長)
東條 圭一
(北里大学 ME部 技師長)
原口 博
(公立昭和病院 事務局長)
宮崎 純一
(群馬県済生会前橋病院 栄養科 栄養士長)
山本 和也
(成田記念病院 診療放射線技師統括部長)
山本 幸治
(三重県済生会支部 参与)